私が今まで介護の業界にいて家族やご本人が思っていることは、今は元気だから後回しでいいやだと思います。
実際に現在独居の男性の方のサービスに入っていますが、この方は少し前までは元気でした。しかし、先月急に右手手首が動かなくなる症状が現れました。以前も似たような症状で少し日数がたてば治ったということもあり、本人を尊重し、様子観察をしていました。
しかし、役所から来た職員さんたちに受診を強く勧められ、行った結果脳梗塞でした。利き手の手首だけなのでまだ生活は大きく変える必要はない状態ですが、それでも本人にとってはかなりショックを与えるものでした。
そして、実際に介護保険を使ってみると、今までは介護なんてまだ早いって思ってたけど、実際にこうなるとものすごい助かるよねとおしゃっていました。
私はこの方がまぁまぁ元気な時からサービスに入っていたのもあって、「介護はまだ早い」などの意見も聞いていました。その人それぞれの意見があります。だから私の意見がすべて正しいとは思っていません。が、考える必要はあるかなぁと思うこともあります。
介護ってここからのラインが介護の開始とは明確に決まっていません。ほんの小さなところから介護になったりもします。いつ・どこで始まるのかは本人・家族にも誰にもわからないのが、介護です。だからこそ、介護ってどんなものなのかという知識は、学べるうちに学んでおくのをお勧めしています。
こちらは電子書籍となりますが、介護のことがわからない方向けにわかりやすい様に書かれています。ページ数も少なめなので、さっと読むことができます。
私は15年ほど介護現場の仕事をしてきています。その時は忙しくケアマネージャーから利用者さんを紹介され、契約しその方のためになるようにとサービスを提供していました。この時は介護が始まる前のことを考える余裕はありませんでした。しかし今この立場で仕事をしていると少し見方が変わり、介護になってから行動をするよりも元気なうちから介護を学んでおけば、実際に必要になった時、もっと安心できるんじゃないかとより強く思うようになりました。
介護ってオムツを変えるとか入浴をさせるとかのイメージが強いんです。そして元気だからまだ問題ないと思っている方がほとんど。実際の介護は食事・排泄・入浴・移乗・付き添い・事務作業など多岐にわたります。そして本人の状態によって介助のやり方も変わります。
だからこそ元気なうちにざっくりとでも介護ってどんなものなのか・要介護・要支援ってなに?っていうのを学んでいただきたいと思います。
それが後々、皆さんの負担を軽くしてくれます。私が主催する介護セミナーも年2回は開催しますので、その際に介護って?っていう疑問を少し学んでみませんか?


