初めまして。コウスケの介護相談代表のコウスケと申します。
X(旧Twitter)アカウントはコウスケの介護相談です。
タイトルにあるように、初めましての方に私の自己紹介をしたいと思います。
第一の壁「料理」
大学は福祉系の大学出身です。大学を卒業してから現在36歳になりますが、ずっと介護の業界で働いてきています。
最初は訪問介護の現場です。これは僕が大学4年生くらいから思っていたことなんですが、介護やるならまずは1対1のコミュニケーションを磨く必要がある。それには訪問介護がぴったりだぞ、と考えたわけです。
訪問介護で働いてすぐぶつかった壁は「料理」でした。まぁ当時はあまりやってなかったもので、やり方がわからなかったんですよね。
料理はかなり苦戦しました…。味付けも自分に合わせてしまったこともあり、大変でした。
訪問介護は時間が決まっていて、その時間内にサービスを終わらせて記録を済ませる必要があります。それですぐ次のご利用者様の自宅へ行かなければなりません。
料理が当時苦手だった私は、まぁ時間がかかりました。記録書く時間も料理に費やしたこともありましたね…。
料理は経験をしていかないと上達しないのはわかっていたので、実家暮らしでほぼやらなかった料理をやるようになりました。おかげで時間を目一杯使わなくても良くなりました!
身体介助やトイレ介助などは、友達に協力してもらって練習を重ねて実践するなんてことも良くやってました!
介護の仕事は、3Kとか5Kとか表現されることもあります。「危険」、「汚い」、「きつい」、「汚い」、「暗い」、「臭い」などです。
これに関しては私は特に何も抵抗がありませんでした。
自分でもよくわかりませんが、ここに関しては今でも抵抗はありませんし、介護の仕事は楽しいですね!
第二の壁「コミュニケーション」
次はサ高住(サービス付き高齢者向け住宅)で働きました。
マンションの中を一部屋ずつ行き来するサービスです。訪問介護のように時間で動くので、訪問介護は外、サ高住は中みたいなイメージですかね。
(訪問介護はご利用者様の自宅を行き来するので外を走り回るのに対し、サ高住はマンション内を走り回ります。)
ここではざっくり介護度で階が分かれていました。私が担当したのは要介護4・5の方々の階です。
寝たきりの方もいれば元気にはしゃいでる方もいて楽しかったです。この時にぶつかった大きな壁は、「コミュニケーションをとろうと動いても相手にしてもらえない」という事。
介護度の軽い方々のコミュニケションは取れていましたが、重い方々のコミュニケーションがうまく取れませんでした。
これは本当にショックでした。だって訪問介護でもコミュニケーションを学んでうまくできていた自信があったのに、ここで働いてからそれができなかったから。
相手も人間です。信頼できる職員の方が良いに決まってるんです。新人の私がそこに割り込むわけですから、なかなか相手にはしてもらえませんよね。
がらにもなく泣くこともありましたが、それでもめげずにコミュニケーションをとり続けた結果、職員からもご利用者様からも信頼度はグッと上がっていました!
第三の壁「1対1ではない」
その次は小規模多機能型デイサービスで働きました。
ここはお泊りも行っているデイサービスです。なのでここでは一年を通じてこのデイが閉まることはありません。泊ってる方がいらっしゃるので365日営業しています。
ここでは生活相談員として働いていました。
小規模多機能は定員数少ないので、車で水族館に行ったり、動植物園に行ったりとその日思いついたときに「よし!いこう!!」と希望者を募って行くことができる楽しいデイでした。
ご利用者様の意見を尊重するというのは介護を行う上で大事な理念の一つにあります。
ここでは意見を尊重して介助を行うことができました。例えば無理にレクに誘うんではなく、やりたくなったら来てくださいというスタンスです。
10人定員だったので、今までのように1対1で対応するというのはできません。ここではこれが私にとって大きな壁でした。
一対多数のコミュニケーションはどうすればうまくできるのか…。先輩の真似をしたり、観察を良くしていました。
レクを通じてコミュニケーションをとっていくとやっぱり信頼度が上がって、今まで聞けなかった裏話などが聞けたりととても楽しかったです。
第四の壁「成績」
さらに次は運動メインの半日型デイサービスで働きました。デイサービスには一日型と半日型とがあります。
運動メインを選んだ理由は、運動を一緒にやりたかったからです。
運動っていっしょにやると楽しいじゃないですか!
私は筋トレも少しですが行っていたので、ここの筋肉に効いてきますよ等楽しくできました。
ここでは相談員兼管理者として勤務していました。
ここでの壁は管理者として数字を気にして動かなければならないという事でした。実際にやっていて中々数字が上がらないときとかは、不安になるんですよ。
上司にももっと営業に出ろ。ケアマネとコミュニケーションを沢山取れ。等よく言われていました。
なので私のここでの働き方は、送迎→営業→送迎→営業・書類作成→送迎といった感じで、一緒に運動したいと思っていましたが、全くできなくなってしまったんです。(職員が足らないときいないときなどは一緒にやってました)
管理者として事業所を守らないといけないという気持ちを持って臨んだので、契約を取れたりしたときは嬉しかったですし、そこから生まれたケアマネさんとの信頼関係も嬉しかったです!
書類作成のときに上司からかなり詰められ、出勤前には胸が急に苦しくなったり痛みが出てきたりするようになってしまいました。
それでも結婚して家も買ってとプライベートは幸せだったので、何とか出勤できてたんですが、あるときから出勤中に苦しくなって動けなくなったり、勤務中に苦しくなって動けなくなったりしてました。ここでしばらく静養をしようという事で仕事をせず、休むことにしました。
この休養しているときに自分にはこれから何ができるかを考えました。特養にも勤務しつつ考えたのは、私には介護の仕事や利用者とコミュニケーションとるのが好きだったので、「コウスケの介護相談」を立ち上げることにしました。
コウスケの介護相談
現在は介護相談・ライティング記事の作成・訪問介護・絵・モノづくり(アプリで)など色々な事を行っています。
現在は、訪問介護員として働きつつ、自分のHPも作成し、ライターの仕事をしながら、イラストを描いたり、イラストTシャツを作ったりと、新しくやりたいことにもチャレンジをしています。
静養期間も含めて感じたのが、改めて「介護の仕事が好き」「ご利用者様とコミュニケーションを取ることが楽しい」「ご利用者様には楽しく、この施設にして良かったと感じてほしい」という思いでした。
なので、介護の現場で働きつつ、ご利用者様やその家族が介護施設や介護サービスを選ぶときのお手伝いができればと考え始めました。
もちろん、介護施設で働いた経験もあるので、介護職員の方の悩みにも寄り添えたらと考えています。
自分が静養してみて改めて、「人に話を聞いてもらうこと」の有難さ、寄り添ってくれる人への感謝を感じました。
このサイトからのお問い合わせやX(旧Twitter)・InstagramのDMなどで、介護で困っていることの相談を受けつけています。僕の経験、知識から答えられる範囲にはなりますが…
例)どうやったら介護保険使えるの?
入所施設の選び方はどこを基準にすればよいの?
どうやったらご利用者様とコミュニケションとれる?
レクの種類がマンネリ化してきた。
介護の愚痴を聞いてほしい。 等々。
ただ、具体的にこの施設を紹介してほしい、この施設へ口利きをしてほしい等の対応はできません。今回、介護相談を始めるにあたり、介護施設から紹介料をいただく等のビジネスは考えていません。
僕が目指しているのは、ご利用者様とそのご家族が満足できる介護施設、介護サービスの選択になるからです。
介護保険を使うには、地域包括支援センターへ行き、相談することから始まります。
そこで対応してくれる職員さんは、人数ギリギリで回していたりするので、どうしても忙しくなりがちです(区役所や市役所の職員さんも、地域住民の対応・相談に次々と対応していますよね。そんなイメージだと思っています)
なので、公的なサービスではなく、気軽に話せるパートナーとして頼ってもらいたいと思っています。
介護業界で長く働き、改めてこの仕事が好きだと思えたので、介護に直面する人、その家族の力になりたいと思っています。
ご家族の介護問題に直面している方は、特に誰にどこにどう相談していいのか、これからどうなるのか悩まれていると思います。なかなか気軽に周囲の人にも言いにくいですよね。
気軽に、相談してもらえたらと思うし、気軽に相談できる雰囲気を作っていきたいと思います。
いつでもご連絡ください。お待ちしております。
コウスケの介護相談 コウスケ