突然ですが、介護予防って必要だと思いますか?
元気な方からすると「いらないよ!元気なんだから!」という声が聞こえてきそうですね。
私はどんな方にも必要だと考えています。理由はいくつかありますが、一番大事なところをお伝えします。それは…
介護はいつ・どこで・誰に・必要になるかわからないから、予防する必要があるということです。
介護は要介護になったら始まるという風に考えている方も多いかと思います。実際はそういう方がほとんどです。しかし、予防することで状態の悪化を食い止める・和らげる・向上させることが可能になります。
介護予防ってそもそも何?
じゃあここでいう予防って何だろう?となります。ここでいう予防とは、運動・脳トレになります。
定期的に適度な運動(散歩・グランドゴルフ・スポーツ)をする・指先を動かす脳トレをするなど楽しくできることを数人で定期的に行うことで、継続をすることができます。
介護予防って見方を変えるとダイエットに似ています。んっ?どういうこと?と思った方が多いと思うので、説明していきますね。
まずダイエットというのは体重を落とす・スタイルを絞る・健康を維持するなど知らない人はいないですよね。これらを実現するには適度な運動・バランスの良い食事・十分な睡眠などが必要になります。それらを継続することで少しづつ体系が変化していきます。しかし、注意する点はリバウンドですね。
リバウンドとは、体重を落とすことに成功したからといって、ダイエットをきっぱりやめてしまうと起こるものです。今まで食べれなかったカロリーの多いものを摂取したり、またやればいいと思って不規則な生活になったりすると、あっという間にまた体重も増えてしまいます。なんなら以前よりも増加するかもしれません…。
ダイエットが成功しない方はこれの繰り返しをしているんですよね。そして怖いのは太っていると、身体にも良くないということ・歳をとるにつれて動くのが辛くなってくるというところです。身体的には血管が詰まったり臓器に負担がかかったりと、良いことはありません。
つまりダイエットは定期的に適度な運動をしバランスの良い食事をし、十分な睡眠をとるなどの日々の生活を継続しないといけないんです。
では介護予防に話を戻します。介護予防も上で書いたをしたように適度な運動・指先運動・脳トレなどを継続しないともったいないことになってしまいます。せっかく初めても続けないと効果は出ないですし続けることが大切です。
ダイエットは鏡を見れば少しづつ変化が見れて、その変化を実感することができます。しかし、介護予防は変化を目で見て実感することは難しいです。そのため継続することが難しいとされています。なんでやっているのかわからなくなってしまうからです。じゃあどうすればいいのか。
継続の仕方を考えてみましょう。介護予防は一人でやっていても継続はできません。仲間や家族と一緒に行うことでそれが楽しくなり習慣化されます。習慣化したら体調を崩さなければ自然と継続することができるようになります。これが継続することの近道です。とはいっても女性と男性ではやりたいことも違ってくるので、継続させることのチョイスが難しいところですよね。
介護予防は元気なうちに始めることで、歳を重ねても元気でいることができるようになります。介護が始まる前に行うことが大事でなんですが、自分は元気だからまだやらなくていいよという方が大半です。せっかく元気な今をもっと長く続けるためにもできる予防を少しづつ習慣化していきましょう♪
実際に介護予防って何をするの?
家族や友達や仲間と一緒に継続してできるものの例としては・散歩(犬と一緒でも)・グランドゴルフ・ランニング・テニス・家庭用ゲーム・ゲームセンター・料理作りなどの家事・などになります。ちなみにゲームセンターではUFOキャッチャー・レーシングゲームなどもおすすめですよ♪
最近では自分でお店を持つこともできるようになったので、商品を作るというのもおすすめです。例えばAIに画像を作ってもらってそれをTシャツにアイロンで張り付けてオリジナルのTシャツを作るとかですね。
画像生成のところは難しいという方がいればそこは若い方にやってもらいましょう。アイロンでTシャツにプリントするのは誰にでもできますからそういったところをやれればいいと思います。 責任感も出ますし何よりまたやろうという気持ちが大きく出ますので、継続することにも繋がります。他にも裁縫なども良いと思います。裁縫は指先を使いつつ頭も使わないとできないものなので、予防にはお勧めです♪
スポーツなどでは住んでいる自治体に○○の集まりみたいなものとかあるかもしれませんので、行ってみて下さい。私の住んでいるところではよく案内に一緒にスポーツをしませんか?みたいなお知らせがあります。他にもスマートフォンやパソコンをお持ちの方はインターネットで検索してみると活動団体も出てきますよ♪
スポーツは基本定期的に行われており、大体は同じメンバーがいます。なので最初はぎこちなくてもすぐになれると思いますし、周りに刺激されてのめりこんでしまうかもしれませんよ♪この日は○○の日みたいに地域のスポーツの予定を入れておくことで、それが毎週の楽しみになります。休まずに行ければ地域の方とのコミュニケーションも図ることができますし、なにより一番の介護予防に繋がります。
中々一歩が出ない方は、まずは外に出てみる・その集まりを調べてみる・見学してみる・一緒に参加してみる・誰か知り合いと一緒に参加してみるなどやり方は沢山ありますので、段階を踏みながら少しづつ参加してみて下さいね。
外に出れなくても自宅内でもできることは沢山あります。女性であれば特にですが家事ですね。洗濯をする・畳む・干す・床の掃除をする・料理を作るなど挙げきれないくらいやれることはあります。注意点としては全部自分でやらなくてもいい・一部分ができなくてもいいんです。それは家族やできる人に補ってもらいましょう。できないことを無理にやろうとすると、事故に繋がりやすくなりますし、負担にも繋がります。結果介護予防として継続ができなくなるということにも繋がります。
なので一部分できなくても誰かに補ってもらい、できることを継続するようにしてくださいね。
まとめ
介護予防って介護状態になってからでは少し遅いんです。できるなら元気なうちから少しづつ初めて行ってください。もし途中で病気やケガをして一部分ができなくなってしまったとしても、そこを補えばできるので、あきらめずに楽しんでください。
誰かと一緒に何かをするという時間は介護に限らずとても大切なものです。この大切な時間をどんどん増やして自然と介護予防にもつなげられるようになるといいですね。
どんなことができるのかわからないという方はコウスケの介護相談にご相談ください。一緒に考えて楽しみながら続けられるものをご提案させていただきます♪