皆さん、こんにちは♪
今回はこの夏にかけて気を付けなければならない事3つ書いていきます。
予防は誰にでもできることなので、最後まで読んでみて下さい♪
脱水
脱水?聞いたことあるけど具体的にどんなものなのかわからないな…。
でもちゃんと水分摂ってるし大丈夫だよね!
意外とあまり聞かない「脱水」という言葉。業界によってはこの時期はしょっちゅう聞くよという方もいらっしゃるかもしれません。
脱水というのは水分が足らなくなった時に起きる症状です。
じゃあ水分補給をしてれば大丈夫でしょ?ちゃんとしてるから問題ないという方。多いと思います。
よく間違ってしまうことが一つ。それは水分を摂取するタイミングです。
ではここで問題です!皆さんはどのタイミングで水分を摂取していますか?のどが渇く前でしょうか。のどが渇いてからでしょうか。
正解はのどが渇く前です。
ではなぜのどが渇いてからでは遅いのでしょうか。それにはいろいろと理由があります。
1、のどの渇きそのものが、すでに脱水状態にあることを示しているから。
2、身体的なパフォーマンスも下がってしまいます。集中力なども落ちてしまうので、ケガや事故を起こしやすくなってしまうから。
3、脱水の状態でいると体温調節が困難になってしまい、下手をすると熱中症になってしまう危険もあるから。
こういった様々な理由から、水分摂取はのどが渇く前にとることがおすすめです。
では、のどが渇く前に水分をとるというのはどのタイミングなら取れるのでしょうか。わかりやすく忘れにくいのは食事・おやつを食べるときに一緒に飲むことが良いとされています。
食事の時ならば自然と水分を摂取しながら食事がとれますし、一日3~5回チャンスがあります。毎回水分を取れれば、脱水になる可能性はかなり低くなるでしょう。(制限がある方は必ず確認をとってからにしてくださいね。一日〇リットルまでなどの制限があると思いますので。)
外出などされたときは休憩するときなどに少しずつ飲むようにしてくださいね。
高齢の方々は一気に多くの量を飲むことはできません。少しづつで大丈夫なので、何回かに分けてしっかり摂取できるように心がけて下さいね。
熱中症
熱中症は怖いよね。ニュースとかでも毎年救急搬送されましたとかやってるし。
まぁでも水分摂っておけば大丈夫でしょ。
熱中症。この言葉はこの時期は必ず聞きますし、誰もが気を付けているものでもあると思います。
毎年熱中症で搬送される方が多い時期が、この6月~9月の時期です。熱中症の方が、ニュースなどでもこの時期は全国で報道されるので、怖いと考えている方も多いのではないでしょうか。
暑さに身体の態勢が整えられていないからというのもあるでしょうが、何よりも水分をとれていないからというのもあります。上で挙げた脱水も熱中症になる原因の一つです。
それ以外に気を付けなければならないことを、まとめてみます。
1、熱いところや風通しの悪いところにいると、熱中症になってしまう可能性がある。
2、激しい運動(熱い中での運動・散歩なども含む)をしている際の、水分摂取ができていないとき、熱中症になってしまう危険度が上がってしまう。
3、暑い日にダウンなど冬物を着ていたりすると、体温が上昇しやすくなり熱中症になってしまう危険が高まる。
4、高齢者は体温調節機能が低下してしまうため、暑さに対する感覚が鈍くなってしまうため熱中症になっていることに気づかないという方もいる。
熱中症の予防としては、適宜水分をとり、風通しの良い場所でくつろぐ・激しい運動をしない(特に高齢者の方)服装も冬物ではなく半袖を着用するなどをすれば、予防することができます。
適切にクーラーなども使うことで快適に過ごせますし、もし風が冷たい・直に当たるようでしたら、場所を移動する・薄手のものを一枚羽織ることで、だいぶ解消されると思います♪
※室内でも環境が悪ければ、熱中症になりますので気を付けて過ごしてくださいね。
最近では首を直に冷やすネッククーラーといったアイテムも出ています。外出時や少しの散歩だとしてもこういったものをうまく使って、楽しく夏を過ごしたいですね♪
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熱疲労
熱疲労?なんだそれ?聞いたことないな…。どんな症状が出るんだろう。
「熱疲労」という言葉、あまり聞いたことがないのではないでしょうか。私は介護の現場にいたというのもあって、受診の時などに何度か聞いたことがあります。
しかし一般的には熱中症とかに意識がいってしまうので、あまり聞き覚えのない言葉かもしれませんね。
熱疲労はその名の通り、高温環境のところにいたり激しい運動などをして体温調整がうまくいかなくなることを言います。そうするとかなりの疲労感が出てしまいます。
主な症状をまとめてみましょう。
1、身体全体が疲れてしまい、疲労感がかなり出てしまう。
2、立ち眩みやめまいなどが出てきてしまう。
3、吐き気をもよおす。
4、脈拍が早くなり、動悸を感じる。
このような症状が出てくるのが、熱疲労になります。対策としては熱中症の時と大きくは変わりません。適宜水分をとり、運動の合間は必ず日陰・涼しい場所での休憩、ゆっくりとした動作を心がける、ネッククーラーや手持ち扇風機などを使って身体を冷やすなどになります。
まとめ
春から秋にかけて約3か月ほどありますが、この時期に救急車で搬送される方は毎年多くいらっしゃいます。若い方から高齢の方までそれぞれではありますが、やはりいろいろ低下してきてしまっている高齢の方の方が、搬送される人数としては高いです。
予防対策はほとんどどの症状でもほぼ一緒です。つまり、適宜水分をとり涼しいところで過ごし、季節にあった服装をして激しい運動はできるだけしない(特に普段運動し慣れていない方や普段からしている方は無理のない範囲で)というところです。
この予防対策を意識して行っていれば、今回上げた症状に悩まされずに生活ができる可能性が高いということです♪そこまで大変なものはないですし、無理せずにやれるものばかりなので、皆さんも今年の夏はぜひ、意識してみて下さい。
在宅介護をされている方々は特に気温の変化に注意をしてください。この季節の変わり目から夏本番にかけては特に気温差がありますし、服などもチョイスが難しくなります。クーラーや扇風機を使うことを嫌がる方もまだいらっしゃいますが、危険であるということをしっかり伝えてあげてくださいね。
最後にこれらに加えて食事・睡眠もしっかりとることを忘れずに!